阪神・村上 初の大役も平常心「自分の役割を果たす」 鉄壁救援陣につないで開幕星や

[ 2025年3月28日 05:15 ]

キャッチボールで調整をする阪神・村上(撮影・平嶋 理子) 
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 初の大役も、阪神・村上に浮足立っている様子はみじんも感じられなかった。マツダスタジアムでのナイター練習後の囲み取材。緊張は?との問いかけに、仲間をイジる余裕を見せた。

 「(緊張は)そんなにしてない方かなと思います。富田君はしているのかな」

 初の開幕ローテーション入りを果たし、開幕2戦目を託されている後輩左腕の心境を代弁しニヤリと笑った。とはいえ、大事な開幕戦。チームの勝利につながる快投を期す男はすぐに表情を引き締め、意気込みを口にした。

 「勝てるようにとか、自分の役割を果たせるようにと思って投げたい。後ろに良いピッチャーがいるので、自分はそこにつなげられるようにしたい」

 守護神・岩崎を筆頭にリーグ屈指の陣容を誇る救援陣が控えることも、右腕にとっては心の安定剤。力の限り腕を振る覚悟でいる。

 地に足が着いているのも、栄えあるマウンドへ順調な足取りでたどり着くことができたからに他ならない。藤川監督から開幕投手を通達されたのは昨年11月。年明け1月の青柳(フィリーズ)との合同自主トレを経て春季キャンプに入ると、同郷の先輩・近本にも助言を得て磨いてきた、新球のスライダーの精度向上に取り組んだ。

 今春の実戦は5試合計17回2/3を投げて失点はわずか1。自信を持って敵地のマウンドに上がる。広島打線についても「新しく入った外国人選手もいるけど、基本は変わらないと思う。足を使ったり、つなぐと球場全体が盛り上がる。注意しながら回の先頭はしっかり抑えていければ」とイメージを膨らませた。

 「いつも通りという感じで来ている。そこは良い感じだと思っている。チームに1勝目が付くように。そこを目指してやりたい」

 平常心のまま、大きな1勝を手にする。(遠藤 礼)

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