ソフトバンクのリチャード 初めて開幕スタメンは三塁が濃厚 師匠の山川に続く快幕弾だ!!

[ 2025年3月26日 06:00 ]

ティー打撃するソフトバンクのリチャード(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクのリチャード内野手(25)が25日、自身初の開幕スタメンが有力な28日のロッテ戦(みずほペイペイドーム)へ向けて静かに闘志を燃やした。栗原の負傷離脱で空いた三塁での先発出場が濃厚で、イメージしているのは昨年に師匠・山川が見せた開幕戦アーチ。合同自主トレを行ったことがある“兄弟子”の相手先発・小島から狙う。この日、同ドームで行われた全体練習では40スイングで18本の柵越えを披露した。

 本番を3日後に控えた全体練習。開幕スタメンが決定的なリチャードは妙に落ち着いていた。

 「人生は一度きりなので。一度やったことは戻ってきません。開幕といっても143(試合)分の1です。失敗せず、迷惑をかけず、悔いなくいくだけ」

 師匠・山川と交互に行った2カ所のフリー打撃では、いつも通りにぶっ放していた。40スイングで18本の柵越え。ボールを最後までよく見て、逆方向の右翼テラス席にも軽く飛ばした。「数えているなら言ってくださいよ」。狙えばもっと打てたと言わんばかりの口ぶりだった。

 高卒8年目のシーズンになるが、これまで1軍の開幕戦での出場はない。藤本博史前監督が指揮した22年に初の開幕1軍入りを果たすも、開幕3連戦後に2軍落ちした。「藤本さんが(開幕戦セレモニーで)神輿(みこし)に乗って登場したのを見てただけ」。ただ、今年は違う。栗原が11日に右脇腹を痛めて離脱し、ホットコーナーを託されることが濃厚だ。

 「チャンスはもらっていますが守りには入りません」。“ロマン砲”には狙っていることがある。昨年3月29日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム)。山川が宮城から右中間席に放った決勝ソロは今も目に焼き付いている。「よーいドンのタイミングで宮城からあんなホームランが打てるんだと。あの衝撃で、僕は自信を失った」。2軍で己を見つめ直し、5年連続でのウエスタン・リーグ本塁打王につながった。

 そして今年、師匠にも負けない開幕弾を意識している。対峙(たいじ)するロッテの先発は小島。実は“兄弟子”でもある。昨年に和田毅氏が中心になって行った長崎市でのの合同自主トレでともに汗を流した。「めちゃくちゃいい方で超真面目な方です。ですが、勝負は勝負。自分のスイングをしてダメならばベンチに帰るだけ。その先の運命は決まっていること。あとは残りの(自身の)行動次第」。しっかりと心を整えて本番に臨む。 (井上 満夫)

 ○…リチャードが28日のロッテ戦に先発出場すれば、生え抜きの野手では23年の正木以来の開幕初スタメンとなる。正木は「5番・中堅」で出場するも3打数無安打だった。また、20年以降の開幕初スタメンは正木を除き3選手で、20年に栗原が「2番・一塁」で5打数2安打1打点、21年に周東が「1番・二塁」で4打数2安打1打点、22年に三森(現DeNA)が「1番・二塁」で4打数2安打と活躍した。

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