佐々木朗希 磐石の4回1安打無失点 開幕2戦目、東京でのメジャー初登板初先発へ 最速157キロ計測

[ 2025年3月12日 06:22 ]

オープン戦   ドジャース―ガーディアンズ ( 2025年3月11日    グレンデール )

<オープン戦 ドジャース・ガーディアンズ>ドジャース先発・佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が11日(日本時間12日)のガーディアンズ戦に先発。4回1安打無失点、2奪三振の好投で、開幕2戦目となる3月19日カブス戦(東京D)の先発マウンドに立つ可能性を大きく引き寄せた。直球の最速は97.4マイル(156.7キロ)だった。

 万全の立ち上がりだった。先頭のシュニーマンは96.6マイル(155.4キロ)直球で一ゴロ。フリーマン、マンザートもともに直球で中飛、二ゴロに打ち取った。初回に要した球数は10球。テンポのいい投球でリズムをつかんだ。

 2回は先頭のアリアスに右前打を許したが、動じることなく次打者・ブレナンを空振り三振に仕留め、後続も確実に断った。3回は2死から四球で走者を出すも、2番・フリーマンをスライダーで見逃し三振。付け入るスキを与えなかった。

 4回も危なげなく無失点で終え、マウンドをリリーフに託した。要した球数は41。不足分を補うため、降板後はブルペンへと直行し投球数を調整した。

 着実に状態を上げてきた。4日(同5日)のレッズ戦でオープン戦初登板。今年最速の99・3マイル(約159・8キロ)を計測し、3回2安打無失点、5奪三振と好投した。9日(同10日)にはブルペン入りしてこの日の登板に向けて調整。スプリット、スライダーなど変化球も交えて24球を正捕手・スミスに投げ、投球終了後にはプライヤー投手コーチと話し合いの場も持った。

 日本時間の11日に東日本大震災発生から14年を迎えた。当時、9歳だった佐々木は突然、日常を奪われ、父・功太さん(享年37)、祖父母を亡くした。家も津波で流され、岩手県陸前高田市から大船渡市への転居も余儀なくされた。「特別な日」とする3月11日。「あの日から14年という月日がたち、今こうして新しい挑戦をさせてもらえていることに、これまで支えてもらった沢山(たくさん)の人たちに改めて感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。

 カブスとの開幕カード2戦目となる東京ドームでの先発メジャーデビューが“内定”しているが、才能と実力を存分に示し“当確”に相応しい結果を残した。メジャー挑戦の記念すべき一歩目を母国で記す可能性が高まった。

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