ヤクルト・石川 ドライアイでも開幕ローテへ視界良好 強力ソフトバンク打線を手玉4回零封

[ 2025年3月5日 05:30 ]

オープン戦   ヤクルト4-3ソフトバンク ( 2025年3月4日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>勝利しナインとタッチを交わす石川(左から2人目)(撮影・岡田 丈靖)
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 打てそうで打てない。それが現役最年長45歳の真骨頂だ。ヤクルトの先発・石川は、柳田、近藤、山川ら球界屈指の強力打線を投球術で手玉に取った。4回1安打無失点。4三振を奪い、40球にまとめる快投で2年ぶりの開幕ローテーションを大きく引き寄せた。

 初回先頭の周東は内角低めのシュートで体をのけぞらせ見逃し三振。続く柳田はこの日最速130キロの外角低めの直球で空振り三振を奪った。「ある程度狙ったところに投げられた」と打者14人に対して初球がボールだったのはわずか1人。常に有利なカウントで主導権を握り続けた。

 4回は先頭の近藤に外角低めのシンカーを投げ込み空振り三振に斬った。「どこの打線とやる時も低めに投げることが大事」。左打者にも自信を持って投げ込める宝刀が威力を発揮。針の穴に糸を通す。そんな表現がぴったりの1球だった。高津監督も「彼らしい打たせて取る投球。本当に良かった」と称え、吉村、高橋以外は未定としていた開幕ローテーション入りには「今日みたいな投球をしてくれたら可能性は十分ある」と目を細めた。

 試合中、指で両まぶたを押さえるしぐさを繰り返した。「目が乾いてコンタクトがズレそうになるんだよね。おじさんだから」。ドライアイは年齢を重ねたことによる悩みの一つという。この日はドーム球場でより乾燥していたため「コンタクトがパカパカしてサインが見えなかった」と苦笑いしたが、24年目のシーズン開幕に向けた視界は良好だ。(重光 晋太郎)

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