高校指導者から転身したソフトバンク・大越基4軍監督と教え子の不思議な縁

[ 2025年2月18日 08:00 ]

ソフトバンク・大越基4軍監督
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 今季のソフトバンクには異色といえる経歴の指導者やスタッフが多い。その一人が大越基4軍監督(53)だ。

 92年ドラフト1位でダイエー(当時)に入団。03年限りで現役を引退すると、山口・早鞆高で教員となり野球部の監督としても15年間、指揮を執った。10代の育成選手も多い4軍で経験を生かしての指導に注目が集まる。

 そんな大越監督は教員の仕事を振り返り「子供たちの人生を変える可能性がある」や「嫌われるし、悩むし、嫌なことも多いですけど…」と常に葛藤があったことを明かす。その一方で「やりがい」として、生徒の成長した姿への感慨深さを口にする。

 今回、ファーム施設のある筑後市への転居は教え子が就職した引っ越し会社に依頼。特に指名はしていなかったものの、率先して来てくれたのだという。こんな偶然もある。前西武で今季から入団した小林俊太郎通訳は、高校の監督就任1年目の主将。進路相談の際にプロスポーツの仕事に携わりたいとの夢を聞き、アメリカへ行く決断を後押ししたという。「(自分と)出会っていなければ日本の大学に行っていた、とは言ってくれます」と明かした。

 嫌われ者になることは、覚悟の上だという。成功者は一握りのプロ野球の世界。教員としてさまざまな出会いを経験してきた大越監督が、厳しくも愛情を持った目線で若鷹たちと接していく。
(記者コラム・木下 大一)

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