巨人・中山礼都 昨季3度目の抹消が「一番悔しかった」 その時、桑田2軍監督がかけた言葉とは

[ 2025年2月11日 17:10 ]

巨人・中山礼都。今キャンプで早出して黙々と練習に励む
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 NHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(日曜後9・00)が9日に放送され、巨人の中山礼都内野手(22)がVTR出演。2024年シーズンについて振り返った。

 今回のテーマは「二軍監督」。スタジオには元メジャーリーガーでオリックス2軍監督も経験した田口壮氏(55)、ヤクルトで1、2軍監督を務めてともに優勝した真中満氏(54)、ロッテのサブロー2軍監督兼統括打撃コーチ(48)とそうそうたるメンバーが集まり、最初にVTR出演した巨人の桑田真澄2軍監督(56)は昨季就任してからの“舞台裏”を愛情深くも赤裸々に語った。

 番組の最後に取り上げられたのが「選手から見た二軍監督」というトークテーマ。中山はここでVTRに登場した。昨季開幕を2軍で迎えた野手(再昇格後の打数が20以上)のなかで12球団トップの打率.318という数字を残したことからの“指名”だった。

 「ほんとシーズン中は必死にやってただけなので数字とかあまり見てなかったんですけど。終わってみれば3割乗せれたっていうのは凄い自信になりましたし、良かったなと思いますね」

 だが、そこまでたどり着くには紆(う)余曲折があった。昨季開幕2軍スタートとなった中山。開幕直後の4月9日に1軍昇格を果たすも、5月7日には2軍へ。6月7日に再昇格するも6月13日には再び2軍、8月3日に3度目の昇格を果たすも8月11日には抹消…と短期間で1、2軍を行ったり来たりすることとなった。

 1度目の昇格時は桑田2軍監督から「確実に成長はしているし、今までやってきたことを信じて、同じことをやればいいんだぞっていう声をかけていただきました」という。1カ月もたずに2軍逆戻りとなった際には「どうだった?っていうふう(な感じ)から始まって、やっぱりまだ甘い球を捉えきれない、強い真っすぐに対してファウルになったりとか。そこをどうするかっていうお話はたくさんしました」とも振り返った。

 3度目の抹消となった前日、8月10日の中日戦(バンテリンD)では坂本の代役として96日ぶりのスタメン抜てきも2打席連続三振に加えて守備でも精彩を欠き、4回で途中交代。無念な形でベンチに下がると、坂本が優しい表情で延々とアドバイスを送る姿も話題となった。

 そして、中山はこの3度目の抹消が「自分のなかでは一番悔しかった」とし、「バッティングも最初ポンポンと2本ぐらいヒット代打で出たんですけど。それ以降ヒットが出ずに守備でのミスもあって。その時の抹消っていうのは自分のなかで一番悔しかったなっていうふうに…覚えてますね」と続けた。

 この時、桑田2軍監督から「失敗を恐れるな、常に挑戦していけ」という言葉をかけてもらったという中山。VTR出演した桑田2軍監督も「ミスするのが野球なんですよね。そのミスを一つでも減らしていくっていう考え方のほうが凄い大事だと思ってるんで。もうチャレンジですよ。失敗をして学ぶことがあると思うんですね。それだけで送り出すと不安じゃないですか。だから同じ状況で成功をして、その成功体験、俺はできたっていうのも経験をさせて送りこむっていうのも凄い大事だと思うんです」と語った。

 それでも中山は9月7日にシーズン4度目の1軍へ。そして、10月20日に行われたDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦(東京D)では、この試合に負ければ敗退決定という局面で5回に先制&決勝の1号ソロを放ち、1―0の勝利に導いた。レギュラーシーズンでまだ本塁打を放っておらず、プロ4年目で放った待望の初アーチがチームを救う劇的な一発となったのだった。

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