連敗中の巨人にさらなる試練…坂本勇人が体調不良で中日戦ベンチ外に 球団が発表 練習にも姿見せず

[ 2024年9月15日 16:49 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年9月15日    東京D )

<巨・ヤ>7回、適時打を放つ坂本(撮影・光山 貴大)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が体調不良により、15日の中日戦(東京D)でベンチ入りを外れることになった。球団が発表した。試合前の練習にも姿を見せなかった。

 坂本は8月31日の阪神戦(甲子園)で試合前練習中に腰の違和感を訴え、ベンチ外。翌日の9月1日に行われた同戦ではベンチ入りしたものの出番なしに終わった。

 9月5日のヤクルト戦(岐阜)で5試合ぶりのスタメン復帰となったが、3日後の8日に行われたDeNA戦(東京D)では3戦ぶり今季26度目のベンチスタートに。

 それでも、3カ月ぶりの2番に入った10日の広島戦(マツダ)で初回に先制&決勝の6号ソロを放つなど、広島との首位攻防3連戦(10~12日)で打率.462(13打数6安打)、1本塁打、2打点と活躍し、広島を4ゲーム差に突き放す3連勝に大きく貢献した。

 阿部慎之助監督(45)も12日の試合後、坂本について「彼は一番ヒットを打っている人ですから。困った時のベテランということで、体力が持つ限り使いたいと思います」と話していた。

 前日14日のヤクルト戦(東京D)では4点を追う7回にチーム唯一の得点を叩き出す左前適時打を放ったほか、守備でも貢献。試合後には今季限りでの現役引退を発表したヤクルトの青木宣親外野手(42)への花束贈呈役も長野とともに務め、3人で記念写真にも収まっていた。

 適時打については「うん、勝てなかったので、明日頑張ります」と改めて4年ぶりVへ気合を入れ直していたが、連敗中のチームにあって坂本自身にとっても無念の欠場となる。

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