パドレスのキム・ハソンがジャイアンツ移籍の可能性　ドジャースとのソウルシリーズは韓国選手ゼロ？

パドレスのキム・ハソン（AP）
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　パドレスのキム・ハソン内野手（28）がジャイアンツにトレード移籍する可能性があると26日、韓国メディアが報じた。

　朝鮮日報は「キム・ハソンがイ・ジョンフと4年ぶりに同じユニホームを着る可能性」と題し、記事を投稿。パドレスの地元・サンディエゴの情報誌がキム・ハソンのトレード候補先として、「ジャイアンツ、レッドソックス、タイガース、ブルージェイズ、メッツなどが挙げられている」と伝えたことを紹介した。

　ジャイアンツが候補先の一番最初に挙げられた理由として、「遊撃手の世代交代が必要」とし、ジャイアンツをFAとなったクロフォードが36歳とベテランなことから「そこを埋める適任者」と記した。

　また、今季までパドレスで指揮を執ったボブ・メルビン監督が来季からジャイアンツで監督になることやポスティングシステムを使ってメジャー移籍したイ・ジョンフも来季からジャイアンツでプレーすることも理由に挙げ「キム・ハソンにジャイアンツが最も適した球団」とした。

　キム・ハソンは今年3月のWBCに韓国代表として出場。21年からメジャー挑戦しパドレスでプレー。今季は152試合で打率・260、17本塁打、60打点をマーク。ゴールドグラブ賞にユーティリティ部門で選ばれ、アジア人内野手としては初受賞となった。

　キム・ハソンが現在所属するパドレスは、大谷翔平、山本由伸のドジャースと来春、韓国・ソウルで開幕シリーズ（3月20日、21日）を開催する。キム・ハソンがトレード移籍となれば、韓国選手ゼロの「ソウルシリーズ」となる。