イチロー氏「監督って面白いよね」 高校野球は守備力が大事「自滅するのは“絵”として美しくない」

[ 2023年12月20日 19:00 ]

高校時代のエピソードを語るイチローさん(C)Konami Digital Entertainment
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(50)が20日、YouTube「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。高校野球の監督となって遊ぶ「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」とのコラボが実現し、“監督イチロー”としての監督論や高校時代のエピソードなどを語った。

 動画内で実際にゲーム「パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード」をプレーしたイチロー氏は「栄冠クロスやってみると監督ってやっぱ面白いよね。めちゃくちゃ面白い。でもね、プロではやらないよ。ゲームの話ね。こういうこと言うと、ここだけ取り上げられちゃうからね。面倒くさいよね(笑)」と笑顔。

 続けて「監督として、僕がどんなチームを作りたいかっていうと、まずチームのスローガンは…“一歩ずつ”。何事も一歩ずつ進んでいく。まだまだ甲子園目指せる段階でもないチームが、いきなり上手くなるなんて魔法のような事はないワケだし、とにかく地道に力をつける。打つこと、守ること、走る、あとは…人間的なこともそうかな。でも最終的には甲子園で勝つ。そうすると守備力だよね。投手を含めた守備力を重視したい」と監督論を明かした。

 勝つためには守備が必要なのか問われると「同じようなレベルになれば打つのには限界があるし、続かない。自分たちよりもレベルが上の強いチームと対戦するんだったら、なかなか打って勝のは難しい。しっかり守って少ないチャンスをものにする。それが、できないと勝てない。実際に打つチームもあるんだけど、でも彼らは守備もできますよ。今、僕が目指すとしたら絶対に守備力です」とキッパリ。

 さらに「高校野球を見ていると強いチームがガンガン打って勝っているように見えるんだけど、弱い方が守備でミスして自滅してるケースってめちゃくちゃ多いんだよね。これは見てて凄く残念だし、野球の“絵”が“絵”として美しくない。守備ができてたら、女子野球もそうなんだけどすごく締まった試合になる。負けたとしてもね。それが野球の“絵”っていうか、そこを僕は大事にしたい」と持論を展開。

 イチロー氏は「女子高校野球選抜強化プログラム」の一環で女子選手との対戦経験を振り返り「女子野球と対戦して守備で崩れてくれるイメージが全く出来ない。守備からはチャンスをくれないからね。でも、こっちは守備でやられてしまった。僕は三振を取りにいきたいんだけど、前に飛ばされただけでドキっとする状態の守備力だと問題だよね」と話した。

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