DeNA・牧　侍ジャパンに選出へ　WBC組から唯一！11月アジアチャンピオンシップ

秋季トレーニング先行期間で体を動かすDeNA・牧
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　11月16日から東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」の侍ジャパンに、3月のWBCメンバーから唯一、DeNA・牧秀悟内野手（25）が選出されることが21日、分かった。3年目の今季は103打点、164安打でプロ初タイトルの2冠。井端監督の初陣の大会で4番候補として期待される。

　東京ドームに再び「デスターシャ侍」が降臨する。WBCでは開幕戦だった中国戦でチーム1号を放つなど6試合の出場で15打数3安打、2本塁打。決勝は出番に恵まれなかったが、エンゼルス・大谷らトップレベルの選手と過ごした時間は宝物となった。

　牧はこの日、神奈川県横須賀市の球団施設で、屋外打撃練習をするなど約2時間汗を流した。17年の第1回大会に続いて連覇を目指す「アジアプロ野球チャンピオンシップ」は24歳以下、あるいは入団3年以内の選手が中心。WBCでは若手枠だった牧だが、中核として期待される。26年の次回WBC、野球の復活が決まった28年ロサンゼルス五輪は主力になる可能性が高く、足がかりとする。

　≪西武2年目捕手・古賀初選出へ≫西武の2年目捕手・古賀も侍ジャパンに初選出される見込みとなった。中大から入団した昨季の26試合から今季は100試合出場に飛躍。森がオリックスに移籍したチームで正捕手の筆頭候補になった。また、オリックス・紅林も初選出される見込み。今季も遊撃のレギュラーとしてリーグ3連覇に貢献した。

　≪広島・小園、巨人・門脇ら二遊間、井端監督が守備力に期待≫侍ジャパン・井端監督が、代表候補にリストアップしている広島・小園や巨人・門脇ら二遊間を守る選手の守備力に「動きのいい選手が出てきた」と期待を寄せた。この日は静岡市で開催された「三井ゴールデン・グラブ野球教室」で講師を務めた。同賞を7度受賞した名手は「国際舞台を経験して次のWBC、オリンピックにつながってくれれば」と見据えた。