DeNA3連勝でCS本拠開催へ望み!大貫が“マダックス”でプロ初完封 中日打線に2塁すら踏ませず

[ 2023年10月1日 16:52 ]

セ・リーグ   DeNA4―0中日 ( 2023年10月1日    横浜 )

<D・中>完封勝利し伊藤(右)と抱き合う大貫(撮影・島崎忠彦)
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 クライマックスシリーズ(CS)出場を決めた3位DeNAが本拠最終戦となった1日の中日戦(横浜)に4―0で勝利。3連勝を飾り、2位浮上の可能性に望みを繋いだ。

 試合は初回、大田が1死二塁から華麗な右前適時打を放つなど2点を先制。大田は2回にも1死一、三塁から左前へ2打席連続となる適時打を放ち追加点。5回で12安打4得点と打線が奮起した。

 先発の大貫は5回まで1安打と好投。テンポの良い投球で中日打線から凡打の山を築き、最後まで2塁すら踏ませず。9回は代打・大島に死球を与えるも無失点で締め、プロ5年目で初となる完封勝利を達成。

 9回94球、打者29人に対し被安打2、奪三振3、与四球1の無失点という圧巻の内容で5勝目。さらに100球未満となる“マダックス”も達成。本拠でのCS開催へ望みを繋げる完封劇にスタジアムが沸いた。

 ▽「マダックス」 大リーグで100球未満での完封を意味する。86~08年にブレーブスなどで活躍したグレグ・マダックスは、通算35完封のうち13度を100球未満で達成。抜群の制球力は「精密機械」と呼ばれた。04年に16勝を記録し、17年連続15勝以上を達成。通算355勝を挙げ、サイ・ヤング賞4度、最多勝利3度、最優秀防御率4度。14年に殿堂入り。

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