楽天の3年目右腕・内が危険球退場　広島・松山への頭部死球で

交流戦   広島―楽天 （ 2023年6月15日    マツダ ）

＜広・楽＞6回、松山に死球を与え危険球退場となった内（撮影・平嶋　理子）
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　楽天の3年目右腕・内星龍投手（21）が、15日の広島戦で危険球退場処分を受けた。

　2点リードの6回から2番手で登板。先頭・デビッドソンに浴びた中前内をきっかけに1死一、二塁のピンチを招くと、松山への3球目のスライダーがすっぽ抜けてヘルメットに直撃した。

　松山はその場で倒れ込み、球場は騒然とした雰囲気に。内は帽子を取って謝意を示してた内に審判は危険球退場が言い渡した。

　松山は立ち上がって治療のためにベンチに退き、その後一塁に向かってプレーを続行すると、大きな拍手に包まれた。

　楽天は満塁の場面から3番手として津留崎がスクランブルでマウンドに送り込んだが、菊池と代打・上本に連打を浴びて3点を失って試合をひっくり返された。