ソフトB・栗原 リーグ打点王の底力見せた!!決勝8号ソロ 交流戦優勝へ「頑張る」

[ 2023年6月15日 05:00 ]

交流戦   ソフトバンク3―2ヤクルト ( 2023年6月14日    神宮 )

<ヤ・ソ>2回、先制2ランを放った栗原はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 リーグ打点王の先制パンチが効いた。ソフトバンク・栗原が、0―0の2回1死一塁の1打席目にヤクルト高橋のカーブを強振。右翼席中段に飛び込む5試合ぶりのアーチは決勝8号2ラン。4試合、13打席ぶり安打でトンネルを脱出し、打点2位の近藤との差を「2」と広げる「37」とした。

 「(打点は)凄く勝敗に関わってくる。1打点でも多く挙げられるよう頑張りたい」

 ただ、この日は一発のみの3打数1安打2打点。威勢の良さも笑みもない。6月は2日の広島戦から5試合連続で無安打と長いトンネルに入ったと思えば、6試合目の8日DeNA戦では7号2ラン含む3安打3打点。「一緒のようには打てない」と好不調の波との葛藤を続けている。

 「僕が打っていれば勝てた試合もある。もっとしっかりやらないと」。開幕4番を張った男の打順も下降中でこの日も2試合連続の7番起用。「この成績ならば当然。得点圏で打てていないし、自分次第だと思う。1つでも多く勝って(交流戦で)優勝できるように頑張りたい」。それでも昨年6月12日の対戦で6安打完封された左腕・高橋から試合を決めた一発。流れを変えたのは間違いない。

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