巨人・大久保打撃チーフコーチが反省の弁　桐敷に初勝利を献上「俺の決断ができなかったのが最大の敗因」

＜神・巨＞6回1死一塁、犠打を試みるも桐敷（左）への投飛に倒れ、肩を落とす秋広（撮影・北條　貴史）
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　巨人は、阪神の桐敷拓馬投手（23）にプロ初勝利を献上。大久保博元打撃チーフコーチ（56）が「思ったより球が強かった」と左腕の投球を分析した。

　対戦にあたって何度も映像で投球を確認したが「やっぱりファームで投げるより、アドレナリンが出ていた。それが最初ストライクがバンバンと入ったので、本人が自信をつけてしまった」と回想。「（中盤から）思った以上にフォークが増えていて。今度は左（打者）には左右の出し入れ、右（打者）には縦変化。分かっていたけど、本当にそれで指示を出していいのか（対戦が）1回目だから出し切れなかった。最大の敗因です。俺の決断ができなかったのが」と悔やんだ。