ヤクルト4年ぶり8連敗で27日にも自力V消滅　高津監督「今いるメンバーでしっかり戦う。それしかない」

セ・リーグ   ヤクルト4―6広島 （ 2023年5月26日    マツダ ）

＜広・ヤ＞戦況を見つめる高津監督　（撮影・奥　調）
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　ヤクルトは序盤の大量失点が響き、セ・リーグワーストタイ記録となった19年の16連敗以来となる8連敗を喫した。下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された塩見に代わって今季初昇格した西浦が0―6の4回1死一、二塁で代打で登場し中前適時打。この一打をきっかけに2点差まで迫ったが、高梨の3回6失点降板が重すぎた。あす27日も敗れ、阪神が巨人に勝利すると、自力優勝が消滅する。高津監督の一問一答は以下の通り。

　――9回は一打同点の場面を作った。
　「多少の粘りは見せられたのかな。2アウトからだったので非常に難しかったですけれども、はい」

　――序盤の6失点が大きかった。
　「…ちょっとコメントができないですね。あのー、はい。んー、そうですね、コメントがないですね」

　――0―6の4回に代打・西浦の適時打から反撃のムードを作った。
　「ヒットもよくでましたし、得点圏でなかなか1本出なかったのが、1本出て2本出てっていうふうなってきたので、今日に関しては、まあよかったかなと。西浦も上がってきてね、太田もすぐスタメンでああやって答えを出してくれたので、よかったと思います」

　――2軍で好調だった西浦が結果を出した。
　「やっぱりチャンスは与えてあげたいなと思っているので、下で頑張っている人はね。そういう意味では下にいる人にとっても励みになると思うし、上にいる人にも励みになると思うし。こうやっていきなり上がってヒット1本出る、2本出るっていうのは、次につなげてほしいなと思います」

　――山田が4回の守備から退いた。
　「ちょっと下半身に張りがあるということで、はい」

　――明日以降は
　「明日になってみないとわからないですね、はい」

　――塩見が下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。しばらくかかるか
　「そうですね。いついつとはなかなかいいづらいですけれど、抹消するくらいなので。理解してください」

　――ケガ人が出ている状況でも粘りのある戦いができている
　「ピッチャーがこういう状況なので、なかなか打つ方もいい連鎖、歯車がうまくかみ合わないのが正直なところですね。あんまり弱音を吐くのも好きじゃないですし、強がりを言ってもしょうがないんですけれども、できることをできるメンバーで、今いるメンバーでしっかり戦う、それしかないと思います」

　――先制して試合を運びたい
　「もちろんそうですね。昨日はそうだったんですけれども、その次の1点ができなかった。今日はもう最初から、よーいドンからあの点差ですからね、非常に難しい展開。昨日のような競ったゲームをやっていかないと。先に点を取ってリードしていくところは理想だと思います」