白血病と闘う北別府さん、寛解したら叶えたい3つのこと明かす「絶対に直近でやりたい」

[ 2020年12月16日 14:24 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げた野球解説者の北別府学さん(63)が16日、自身のブログを更新。治療のため5月に骨髄移植を受けた成人T細胞白血病が寛解したら叶えたい3つのことを明かした。

 「私が叶えたいと願う3つの事」として「(1)解説復帰、出来たらキャンプ視察」「(2)英数学館高校野球部にコーチ」「(3)コロナ禍でまだ一度も会えていない長男嫁さんのご家族と顔合わせ」の3つを挙げた。

 解説復帰やキャンプ視察、2018年5月から非常勤で務めている英数学館(広島県福山市)硬式野球部コーチに加え「結婚式は当面諦めておりますが、私の病気、コロナ禍と延び延びになっていました。この正月に何とかお目にかかりご挨拶をしたいと思っておりましたが、またまた延期になりました」とまだ会えていない長男の妻家族との顔合わせを願った北別府さん。「やりたい事、3つどころではないが取り敢えず絶対に直近でやりたい事あげてみました」とし「皆さんも自粛が明けたらやりたい事だらけですよね」と呼びかけた。

 北別府さんは1月に成人T細胞白血病を公表。5月19日に息子をドナーとする骨髄移植を受けて7月11日に退院し、選考委員を務める沢村賞の今回選考には郵便で参加した。現役時代に付けていた背番号20を継承する広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)にエールを送った今月2日のブログでは「寛解してやりたい3つの事、近々書きます」としていた。

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