大谷 自己ワーストタイ10安打3敗目 10Kでも…栗山監督「技術不足」

[ 2016年5月9日 06:15 ]

<西・日>6回に2点を失った大谷は悔しそうな表情でベンチに戻る

パ・リーグ 日本ハム2―6西武

(5月8日 西武プリンス)
 日本ハム・大谷が10三振を奪いながら、西武打線に10安打を浴びて6回4失点。2桁被安打は昨年9月10日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で10安打されて以来2度目で、今季3敗目を喫した。

 「勝負球が甘かった。直球もそうだし、どの球種も同じだった」。2点先制直後の4回、メヒアに154キロを右越えソロとされた。「あれもストライクを取りにいった直球だった」。威力はあっても、狙われている球が甘く入れば、さすがの大谷でもねじ伏せられない。

 同点の6回2死二塁では、金子侑を1ボール2ストライクと追い込みながら、逆球となった外角高めの154キロ直球を中越え三塁打とされた。「大事な場面で打ちやすいところに投げている。単純に技術不足」と栗山監督。過去5勝無敗だった“5月神話”は途切れ、チームの勝率5割復帰もお預けとなった。(横市 勇)

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