ナ・リーグMVP レッズのボットが初受賞

[ 2010年11月23日 08:34 ]

9月、パイレーツ戦でホームランを放つレッズのジョーイ・ボット

 米大リーグ、ナ・リーグの最優秀選手(MVP)が22日発表され、チームの主軸としてレッズの15年ぶりの中地区優勝に貢献したカナダ人のジョーイ・ボット内野手(27)が初受賞した。レッズからのMVP受賞は15年ぶり12度目。

 右投げ左打ちの一塁手のボットは打率3割2分4厘がリーグ2位、37本塁打と113打点が同3位と、打撃3部門すべてで3位以内に入る好成績を残した。

 昨年まで2年連続で受賞していたカージナルスのアルバート・プホルス内野手は42本塁打、118打点で2冠を獲得したが、2位だった。

 全米野球記者協会の投票(満票32)は10人連記で、ボットは1位票31などで443点、1位票1のプホルスは279点だった。打率3割3分6厘で首位打者となったカルロス・ゴンザレス外野手(ロッキーズ)は、240点で3位。日本選手の得票はなかった。

 ▼ジョーイ・ボットの話 驚いたという言葉でしか表現できないが、自分自身を誇りに思う。アルバート(プホルス)に勝ってのMVPなんて最高だ。(プホルスとの差は)地区優勝を果たして、プレーオフに行けたことが理由だと思う。今季は父を亡くしたショックからかなり立ち直った。大きな一歩になる。(共同)

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2010年11月23日のニュース