矢野引退 真弓監督「さみしい」アニキは「ショック」

[ 2010年9月3日 19:52 ]

 【阪神・矢野引退 関係者談話】

引退決断の矢野が会見「1軍の戦力になれない」

 ▼阪神・南信男球団社長の話 生え抜きの選手という意識を持っている。これから違った立場で経験を積んで、将来はいい指導者になってくれると期待している。(引退試合は)もちろんしたいと思っているが、ペナントの行方を見ないと。

 ▼阪神・真弓監督の話 阪神にあれだけ貢献してくれた選手だからね。さみしいね。長いこと活躍してくれて、いま声を掛けるとしたら、「お疲れさまです」ということ。

 ▼阪神・金本の話 おれの分まで頑張ってくれ、と連絡があった。ちょっとショックだった。(2003、05年の)2度の優勝の瞬間は思い出に残っている。矢野の分までというのは忘れずに頑張りたい。

 ▼阪神・城島の話 捕手というポジションで40を過ぎてやるというのは野球への情熱やタイガースに対する愛があるから。非常に残念だと思う。矢野さんほど経験のある方もいない。いい指導者になられると思う。

 ▼阪神・桧山の話 選手としても人間としても尊敬できる人。年も近いし、励みになっていた。目の前でプレーや普段の生活を見ていて刺激になった。いまは寂しい思いでいっぱい。

 ▼阪神・藤川球の話 おまえの球を受けられて良かったと言われた。打たれたときに一緒に悲しんでくれた唯一の存在。さみしい。自分(の実力)をここまで上げてくれた一番の方。矢野さんのいい花道をつくりたい。

 ▼オリックス・岡田監督の話 投手が信頼し切っていて、首を振るとかほとんどなかった。任せておけばいい、それくらいの捕手だった。そりゃもうお疲れさんよ。大学出てから20年はすごいで。

 ▼ロッテ・今岡(前阪神)の話 正直、びっくりしています。2003、05年と2度、一緒に優勝の喜びを分かち合うことができたことは、自分にとって、とてもいい思い出になっています。

 ▼中日・和田の話 東北福祉大の大先輩で、ずっと引っ張ってくれる存在だった。残念で寂しい。

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