摂津まさかの乱調…ソフトバンク手痛い敗戦

[ 2010年7月7日 22:25 ]

 【ソフトバンク2-6日本ハム】盤石の救援陣が控えるソフトバンクにとって、リードして終盤を迎えることは勝ちを意味するに等しい。1点リードの七回。好投の小椋に代えてセオリー通りに送り込んだ摂津がまさかの乱調で逆転負け。秋山監督は「勝ちパターンでやられると痛い」とうめいた。

 5日ぶりの登板の影響があったのか、制球が甘かった。2安打と死球で1死満塁のピンチを招き、金子誠には2球目の変化球が沈みきらずに左前へ運ばれた。続く田中、森本にも簡単に連打を許した。入団2年目、通算110試合目の登板で自己ワーストの4失点。右腕は「最悪です。小椋さんに言う言葉がない」と声を搾り出した。
 「こういう日もある。下を向かないでほしい」。持ち前の制球力と強心臓でチームのピンチを何度も救ってきた摂津を、高山投手コーチは責めなかった。

続きを表示

2010年7月7日のニュース