杉内 球団史上最高額3億円でサイン

[ 2009年12月25日 06:00 ]

大幅アップで満面の笑顔を見せる杉内

 ソフトバンクの杉内が、ヤフードーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7000万円アップの3億円でサインした。06~08年の斉藤和巳の2億5000万円を抜き、投手では球団史上最高額。「満足いく評価をしてもらった」と笑みをこぼした。

 1年間突っ走った。3月にWBC日本代表として不慣れな中継ぎ投手を務め、連覇に貢献。シーズンでも3年連続2ケタ勝利となる15勝(5敗)を挙げ、勝率(・750)と最多奪三振(204)の2冠に輝いた。球団は登板全26試合で責任投球回の5回を全うしたことも高く評価。角田球団代表は「チーム内で一番評価が高かった。負けや引き分けでも勝ちに等しいものもあった。そこも含めて」と説明した。
 名実ともに鷹のエースとなった杉内。来季については「あと21勝で(通算)100勝なんでね。21勝は目標にしたい。あとは200イニング、200奪三振」と胸を張った。

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2009年12月25日のニュース