岡田氏「ありがたい」オリ監督就任に前向き

[ 2009年9月29日 06:00 ]

 オリックスの次期監督に就任することが明らかになった阪神前監督の岡田彰布氏(51=野球評論家)が28日、大阪市内で本紙の取材に応じ「野球に対する思いは、どこのチームでも同じ。(監督として)名前が出ただけでうれしいし、ありがたい」と監督受諾へ前向きな姿勢を見せた。

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 オリックスでは阪神から移籍した1年目からコーチ時代も含めて4年間、故仰木元監督の下で指導者として“下積み”を経験。「仰木さんの影響は大きいよ。素晴らしい人柄の指導者に会ったことで2軍からスタートできた」と話し「オリックスに拾ってもらった気持ちはあるよ」と古巣への思いを口にした。
 10月2日にも正式要請となるが「正式な形で話があれば、一切聞かないということはない」と岡田氏。宮内オーナーも都内で次期監督問題について「球団から発表があると思います」と語った。また、球団は岡田新体制をバックアップするフロント人事として、10月1日付で松岡良伯社長(60)の退任と、西名弘明球団オーナー代行(65)の社長兼務を発表した。ヘッドコーチには阪神管理部課長の吉竹春樹氏の名前が挙がっており、現韓国SKで打撃コーチを務める正田耕三氏、球団OBの新井宏昌氏の入閣も有力視される。

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2009年9月29日のニュース