武田勝5回無失点、中田も安打放つ

[ 2008年3月2日 16:37 ]

4回日本ハム2死一、二塁、金子誠の左前打で三塁に滑り込んだ一走中田

 【中3―4日】日本ハムは武田勝が5回を投げて1安打無失点。変化球が切れ、ほぼ完ぺきな内容だった。新人の中田は3打数1安打。先発陣が登板した中日は朝倉、中田が2回を無失点。好調の平田が2試合連続の適時打となる三塁打を放った。

 ≪中田1安打、激走も披露≫日本ハムの中田(大阪・大阪桐蔭高)は中日の先発陣と対戦し、3打数1安打だった。
 第1打席は山井の変化球に空振り三振。2打席目に小笠原の直球を中前打したが、6回1死一塁では朝倉にシュートで遊ゴロ併殺に打ち取られた。「レベルが高く、すごく良い勉強になった。こういう投手から打っていくのは難しいと思った」と貴重な体験を振り返った。
 さらに9回は四球を選び、二盗を決めた。2死後、紺田の中前打で100キロ近い巨体を揺らして決勝点となるホームイン。必死の激走も見せたルーキーに、梨田監督は「走りだしたら走れるね」と笑顔だった。

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2008年3月2日のニュース