渋野日向子 悔しさ募る4オーバー76の出遅れ「ショットが本当にボロボロ」

[ 2024年4月19日 06:55 ]

米女子ゴルフツアー シェブロン選手権第1日 ( 2024年4月18日    米テキサス州 カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72 )

シェブロン選手権に出場した渋野日向子(AP)
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 女子ゴルフの今季メジャー初戦が開幕し、19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、5ボギーの76と苦戦し、4オーバーと大きく出遅れた。

 最終18番で2メートルのパーパットがカップに蹴られると、渋野はがっくりと肩を落とした。悔しい初日の「76」。渋野は「ショットが本当にボロボロだった。なかなかね、伸ばせなくて残念です」と言葉を絞り出した。

 ここまで4戦連続予選落ちと思うような結果を出せぬ中、復調を期して挑んだメジャー初戦。出だし1番は2メートルを沈めてパーをセーブした。しかし2番パー4、3番パー3とパーオンを逃して連続ボギー。9番パー4でフェアウエーから第2打をピン左5メートルに乗せてバーディーを奪ったものの、その後もアイアンやユーティリティの2打目以降のショットで苦戦し、スコアを伸ばすことができなかった。

 パーオンは18ホールのうち7ホールに留まった。ティーショットは安定してフェアウエーを捉えていただけに、一層の悔しさが募るはず。ただ25歳は、「グリーンを狙うショットの精度があまりにもひどかったんで話しにならない」と結果を正面から受け止める。ホールアウト後には練習場に直行。炎天下でアライメントを確認しながら一打一打、好転への糸口を必死に探すように、球を打ち続ける姿があった。

 第2ラウンドはビッグスコアが必要な状況に追い込まれている。「アンダーを出さないと、(予選を)通りもしないので。1日目から良いところにいられないのが凄く残念ですけど、毎試合毎試合…。悔いの残らんように頑張りたいです」。誰よりも苦しさ、悔しさを感じているのは渋野自身。契機となる第2ラウンドの18ホールにしたい。

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