【カヌー】橋本、永沼組は2位でパリ五輪切符を逃す 橋本「競技を続ける環境は厳しくなる一方」

[ 2024年4月19日 10:54 ]

カヌー・スプリントパリ五輪予選兼アジア選手権第2日 ( 2024年4月19日    東京・海の森水上競技場 )

男子カナディアンペア500メートル決勝 2位だった橋本将都(左)、永沼崚組=海の森水上競技場
Photo By 共同

 男子カナディアンペア500メートル決勝で、橋本将都(サコス)永沼崚(永沼)組は2位で五輪出場権を逃した。昨秋のアジア大会で銀メダルを獲得したペア。中盤までは先頭を争ったが、残り200メートル付近でアジア大会でも敗れたカザフスタンペアに引き離された。アジア大会では0秒227差だったが、今回は1秒526差の完敗。強い横風の中で力を出し切ったが、パリには届かなかった。

 橋本は「悔しい気持ちしかない。いろいろな人が支えてくれたのに結果が出なかった。今までで一番いいレースができたからこそ悔しい。五輪に出られなかったので競技を続ける環境は厳しくなる一方だと思う。今後のことは今は考えられない」と涙。永沼は「自分たちの力はこれ以上ないぐらい出し切れたが、単純にカザフスタンの選手が速かった。競技を続けるかは未定です」と語った。

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