車いすテニス「特別ルール」暑さ指数で中断判断へ 東京五輪でも導入

[ 2021年8月24日 05:30 ]

「TOKYO」の文字をバックに練習する国枝(撮影・木村 揚輔)
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 車いすテニスで、暑さ対策のための特別ルールが東京五輪のテニスと同様に導入されることが23日、分かった。国際テニス連盟によると、車いすテニスでは試合開始時に「暑さ指数」が28・0以上の場合、選手が要求すれば第3セットに入る前に20分の休憩が認められる。五輪のテニスでは30・1以上で適用され、休憩は10分だった。試合前に30・1以上になった場合は試合は開始されず、試合中に32・2以上になった場合は即座に中断となる。パラリンピックには体温調節が難しい脊髄損傷の選手が出場しており、車いすはコートからの放射熱を受けやすいため、十分な対策が求められている。

 日本代表はこの日、2日目の公式練習。日本選手団の主将を務める国枝慎吾(37=ユニクロ)はセンターコートでサーブやボレーを確認し、汗を流した。

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2021年8月24日のニュース