大坂なおみ　五輪本番会場での初練習開始　ピンク主体のカラフルなドレッドヘア姿

練習の合間にクールダウンする大坂（撮影・会津　智海）
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　テニス女子東京五輪日本代表の大坂なおみ（23＝日清食品）が19日、本番会場の有明テニスの森公園で初練習を行った。当初は2番目に観客収容数の多い第1コートを使用する予定だったが、最も規模の大きいセンターコートに変更。ピンク主体のカラフルなドレッドヘアで姿を見せた。ベルギー人のフィセッテ・コーチ（41）、東京五輪日本代表の吉川真司コーチ（43）らとともに、ショットやサーブの感覚を入念に確認。気温33度の猛暑の中、午前11時から約1時間、汗を流した。

　大坂は精神的負担を理由に全仏オープン1回戦の勝利後、記者会見を拒否。4大大会の規則により罰金を科され、2回戦を棄権した。ウィンブルドン選手権も欠場したが「日本は私が生まれた国であり、大切な母国。日本での思い出はたくさんあり、私の生き方や考え方に影響しています。日本代表として五輪に出場できることに誇りを持っております」と東京五輪のコートに立つ。組み合わせ抽選は22日に行われ、競技は開会式翌日の24日にスタートする。