組織委・武藤事務総長「開会式で使用しない」辞任した小山田の楽曲

[ 2021年7月19日 22:07 ]

武藤敏郎事務総長
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 23日に行われる東京五輪の開会式の楽曲制作を担当していたミュージシャンの小山田圭吾が学生時代のいじめ告白問題で引責辞任したことを受け、大会組織委員会の武藤事務総長が19日夜、オンラインで会見を行った。

 開幕4日前に世界に醜態をさらし、武藤事務総長は「不快な思いをさせ、混乱を招いたことを深くおわびしたい」とし、小山田が手がけた楽曲について「開会式で使用しない」と話した。

 組織委が小山田を含むクリエーティブメンバーを発表した14日以降、小山田の過去のいじめがSNSなどで拡散し、「オリパラを担当するにはふさわしくない」などとの声であふれた。16日に小山田が自身のツイッターで謝罪し、同日には組織委として「引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」と続投させるコメントを発表していた。

 17日の会見でも武藤事務総長は「(小山田は)十分に謝罪し、反省している。引き続き支え、貢献してもらいたい」と話し、この日は高谷正哲スポークスパーソン(SP)が「開会式準備における貢献は大きなもの」とあらためて留任することを強調していた。

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2021年7月19日のニュース