失敗してうまくなれ!神戸製鋼が小中学生向けのアカデミー体験会を開催

[ 2021年7月8日 05:30 ]

雨の中、神戸製鋼のラグビー・アカデミーに参加した小学生
Photo By スポニチ

 ラグビー・トップリーグの神戸製鋼が7日、神戸市内のグラウンドで、新設する「ラグビー・アカデミー」の体験会を開いた。兵庫県内の小中学生が、雨の中参加し、トップリーガーの基礎メニューを体験した。

 来年1月発足の新リーグでは、中学生以下の育成部門を持つことが、各チームに義務づけられる。神鋼のアカデミーは9月に開校予定で、毎週水曜日に開催する。小学生、中学生、それぞれ約30人ずつ募集する。コーチやOBのほかに、状況によっては現役選手も指導に参加する。森田恭平コーチはこの日、「失敗をしてうまくなるんだ」と、子どもたちにチャレンジする大切さを訴えた。

 アカデミーではコンタクトプレーはせず、基本技術や知識を教える。週末に活動するラグビースクールのための“塾”的な役割を担う。チームを編成して大会に出たり、試合をすることはない。

 この日指導した日本代表51キャップのSH日和佐篤主将は「基本の大切さ、コミュニケーションの大切さを学んでほしい。普段と違うチームのメンバーでやるので」と語った。

続きを表示

2021年7月8日のニュース