パラ馬術出場 元JRA騎手・高嶋「70ポイント以上で入賞」会見で意気込み

[ 2021年7月8日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる(左から)高嶋活士、宮路満英、稲葉将、吉越奏詞
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 20年東京五輪・パラリンピックの馬術競技日本代表選手の記者会見が7日、都内で行われた。男子4選手が個人、団体戦にそれぞれ出場する。元JRA調教助手の宮路満英(63)は16年リオデジャネイロ(11位)に続く2大会連続出場。宮路は「リオは馬との練習も少なかった。今回の東京ではいい成績を残したいと思います。目標は70ポイント、3位以内に行きたい」と意気込んだ。

 高嶋活士(28)はJRA騎手だった11年に落馬し、15年に引退。「どうしても馬の世界から離れられる気がしなくて、馬に乗って生きていこう」と障がい者馬術に転向した。目標だった代表入りを決め「70ポイント以上は出したい。入賞できればと思います」と語った。稲葉将(26)は「障害の程度でおのおの工夫して乗っているのを見るのも魅力の一つ。ベストの演技をして今後の活動につなげて行きたい」と力を込め、吉越奏詞(20)は「世界選手権決勝6位の経験から、メダルを獲りたい」と目標を口にした。競技は8月26~30日、馬事公苑(東京・世田谷区)で開催される。

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2021年7月8日のニュース