“ぼったくり男爵”バッハ会長、冒頭あいさつで何語る?組織委とIOCの合同会議19日スタート

[ 2021年5月19日 11:18 ]

IOCのバッハ会長(AP)
Photo By AP

 東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会と東京五輪・パラリンピック組織委員会などによる合同会議が、テレビ電話会議形式で19日にスタートする。

 組織委は当初、IOC副会長のジョン・コーツ調整委員会委員長が会議の冒頭にあいさつすると発表していたが、この日になってIOCのトーマス・バッハ会長も冒頭あいさつを行うことを発表した。

 米ワシントンポストで“ぼったくり男爵”と揶揄されたバッハ会長は17日の広島での聖火リレーに合わせて来日する予定だったが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の延長で見送り、6月の来日で再調整されている。五輪への逆風が強まる中、開催への強い決意を語るだけの同会長は口を開くたびに炎上状態となっており、調整委員会の冒頭あいさつにも注目が集まる。

 合同会議の冒頭はバッハ会長、コーツ調整委員会委員長のほか、組織委の橋本聖子会長、小池百合子都知事、丸川珠代五輪相に加え、萩生田光一文科相、組織委の荒木田裕子副会長もあいさつしてコメントする予定となっている。

続きを表示

2021年5月19日のニュース