メジャー2連勝懸かる松山英樹が公式会見に出席「良くなっているので期待したい」 全米プロ選手権

[ 2021年5月19日 07:06 ]

松山英樹(AP)
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 男子ゴルフ海外メジャーの全米プロ選手権は20日、サウスカロライナ州のキアワアイランドリゾートで開幕する。松山英樹(29=LEXUS)が18日、公式会見に臨みマスターズ覇者として臨むメジャーへの意気込みを示した。以下、主な一問一答。

 ――ここまでの準備は?
 「まだ状態は上がっていませんけど、少しずつ良くなっているので期待したいなと思います」

 ――マスターズ優勝後は隔離があってすぐにお祝いできなかった。
 「とても残念でしたけど、それでも喜んでくれているのは分かりましたし。それは嬉しかったなと思います」

 ――隔離中のゴルフトレーニングはどういう感じで?
 「部屋は幸い広かったので、スイングできるスペースはあったんですけど。クラブをトラベルケースから出しても全くやる気が起きなくて(笑い)。そんな感じで過ごしていました」

 ――東京五輪について聞きたい。代表して自分の国でプレーしたいと思いますか?アメリカのニュースでは、日本の大勢の人のキャンセルした方いいという声が聞こえるが。
 「今、日本の状況はニュースで見る限りよくないですし。医療関係の人のことを考えるとやるべきではないのかなと、いう感じはしますけど。僕はゴルフ。オリンピックは大事ですけど、それ以上にメジャーっていうのが大事っていうのがあって。オリンピックにかけている他のスポーツ選手のことを考えると、やって欲しいなって。そこは複雑な気持ちですけど…。正直、今週もたくさんのギャラリーが入っていますし、アメリカでは通常に戻ってきている部分もあると思うので。そういう意味ではできるんじゃないかと。そこは分からないなと言う感じです」

 ――もし松山選手が今日、日本でワクチンを受けたいと言えば受けられる?
 「聞いてもないから分からないけど、少し時間がかかるんじゃないかなと思う」

 ――今週の17番ホール(パー3、223ヤード)の印象は?
 「バックナインに入って風向きによって、13番までと14番からの風向きで全然難易度が違う。今日の風向きだと、15番から18番はとてもタフなホール。17番はティーを前にして欲しいぐらい(笑い)」

 ――今週のコンディションは難しそうだが今日のように強い風の時の作戦は?
 「このコースで、いってはいけない場所はしっかり分かりますし。それはティーショットに限らずセカンドショットにも当てはまること。そこのマネジメントをしっかりできれば、この風の中でもどこに外して良いとか考えれば、いいプレーはできるんじゃないかなと思っています」

――このコースはメジャーで1番長いコースです。
 「15番からの長さっていうのが凄く、今まで回ってきた中でも記憶にない。そのほかは風向きによっては短い番手で打てますし。フォローのホールとか、短いホールでどれだけスコアを伸ばせるかにかかっていると思っています」

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2021年5月19日のニュース