NBAの「プレー・イン・トーナメント」がスタート 最初の勝者はペイサーズ

[ 2021年5月19日 09:15 ]

ホーネッツのゼラーをかわしてシュートに持ち込むペイサーズのサボニス(AP)
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 NBAのプレーオフ枠(地区第7シード&第8シード)を争う「プレー・イン・トーナメント」が18日に始まり、インディアナポリス(インディアナ州)では東地区全体9位の地元ペイサーズ(34勝38敗)が144―117(前半69―45)で10位のホーネッツ(33勝39敗)に快勝。このあと行われる7位セルティクス対8位ウィザーズの敗者と第8シードの枠をかけて20日に対戦することになった。

 ペイサーズではネッツ在籍時を含めて今季20・2得点を挙げていたキャリス・ルバート(28)が新型コロナウイルスの感染防止規定の対象となって戦列を離れたが、太腿を痛めていたポイントガードのマルコム・ブログドン(26)が11試合ぶりに復帰して16得点と8アシストをマーク。オーシェイ・ブリセット(22)は23得点、ダグ・マクダーモット(29)も21得点、ドマンタス・サボニス(25)は14得点ながら21リバウンド、9アシストを稼いで勝利に貢献した。ホーネッツは前週までは東地区全体の8位にいたが最後に失速。ペイサーズ戦では一度もリードを奪えないままに敗れ、レギュラーシーズンを含め6連敗を喫して姿を消した。

 今季のレギュラーシーズンは82試合から72試合に短縮。東西両地区の7位と8位、9位と10位が「プレー・イン・トーナメント」を行い、前者の勝者が第7シード、前者の敗者と後者の勝者がもう1試合を行って勝った方が第8シードとしてプレーオフに進出することになっている。 

 なおペイサーズは今季ウィザーズに対しては3戦全敗。セルティクスには1勝2敗と、どちらも負け越している。

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