ホッケー・さくらジャパン欧州遠征中止　海外勢と一度も対戦せず五輪代表選考へ

ホッケー女子日本代表のアルナウ新監督＝左（日本ホッケー協会提供）
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　ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」が今月予定していた欧州遠征が、新型コロナウイルスの影響で中止となったことが18日、日本協会への取材で分かった。国内で計画していたスペインとの練習試合も中止。アルナウ新監督は、海外勢と一度も対戦しないまま、五輪代表16人を選ぶことになる。代表候補はこの日、山梨県内での合宿をスタートさせた。

　前任のファリー監督は昨年10月に電撃退任。アルナウ氏は12月に就任したものの、当初はコロナ下で来日できず、欧州からオンラインでの遠隔指導しかできなかった。チーム合流は3月。代表候補は指導者と戦術が変わりながら、アピールの場がないままメンバーが選ばれるという異例の事態となった。