松岡修造氏 大坂なおみの全豪Vに太鼓判「絶対に優勝できます…心も動きもテニスもいい」

[ 2021年2月8日 13:40 ]

女子テニス 全豪オープン第1日 ( 2021年2月8日    オーストラリア・メルボルン )

松岡修造氏
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 テニス4大大会初戦の全豪オープンは8日、メルボルンで開幕した。女子シングルスで2年ぶり2度目の優勝を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は、センターコート第1試合の開幕戦に登場。同39位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(29=ロシア)と対戦し、6―1、6―2のストレート勝ちで1回戦を突破、6年連続の2回戦進出を決めた。2回戦では、世界ランキング43位のキャロリン・ガルシア(27、フランス)と対戦する。

 元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏(53)は、全豪オープンの模様を放送したWOWOWのスタジオ解説の中で、大坂について「ものすごくうまかったですよ。びっくりしました。このテニスは絶対に優勝できます。もちろん継続できればですよ、もちろん相手のこともありますけど。そのくらいフォームがいい。心も動きもテニスもいい」と大坂の2年ぶり優勝に太鼓判を押した。そして「とらえ方はいろいろありますけど、彼女は前の週の大会で準決勝まで進出しているんです。そこで“ちょっと痛い”って言って棄権したんですよ。そんな選手、今まで見たことがない。でも本当の意味でグランドスラムを大事にするって考えたら、そういうチョイスもあるんだなって、新しい感覚ですよね」と自身の見解を述べた。

 大坂は、全豪の前哨戦となったギプスランド・トロフィーで順調に4強入りしたが、右肩の違和感を理由に準決勝を棄権し「休養を優先した。たいしたことはない」と説明した。ほかにも、セレーナ・ウィリアムズ(39=米国)ビクトリア・アザレンカ(31=ベラルーシ)ら有力選手が棄権。今年は新型コロナウイルス対策としてオーストラリア入りした選手に14日間の隔離が義務づけられ、全豪の前週に前哨戦が組まれる過密日程だったため、いずれの選手も“本番”に備えてコンディション面で大事を取ったものとみられている。

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