バッハ会長　日本選手にも新型コロナのワクチン接種を推奨

IOCのバッハ会長（AP）
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　バッハ会長はIOC理事会後の会見で、東京五輪では日本選手にも新型コロナウイルスのワクチン接種を推奨する考えを示した。義務化はしないが各国選手や関係者には接種を促す方針を26日に発表済みで、森会長との会談でも「日本で大勢の人が早く接種できることを期待したい」と話したという。

　組織委はワクチンが間に合わない想定で開催計画を進めているが、関係者を含む接種の必要性について組織委の武藤敏郎事務総長は「国が決めること」と話した。海外ではオーストラリアが選手にワクチンを接種する計画を示したほか、デンマークやハンガリーの選手も接種を受ける見通しという。