貴景勝 1敗死守 自身2度目&17年初場所以来の大関Vへ 千秋楽でV懸け直接対決!

[ 2020年11月22日 05:30 ]

大相撲11月場所14日目 ( 2020年11月21日    両国国技館 )

御嶽海(左)を突き出しで破った貴景勝(撮影・郡司 修)
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 一人大関の貴景勝が御嶽海を下して2年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。対戦成績8勝8敗の相手を自慢の馬力で突き出して会心の勝利。過去には押し込まれる場面も多かった宿敵を寄せつけない強さを見せつけた。単独トップを守り「この一番に集中して、それだけだった。一生懸命いくことだけしかできない」とうなずいた。

 大関の優勝は17年初場所の稀勢の里以来、遠ざかっている。千秋楽結びの一番は過去2戦2勝の照ノ富士。綱獲りにつながる一大決戦になる。支えを「自分の精神力」と言った24歳は「いつも通り今場所14日間やってきたことをやるだけ。今、強くなれって言われても強くなれないもの。自分の持っているものを発揮できたら」と気合を入れ直した。

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2020年11月22日のニュース