奈紗、風に苦戦で2オーバー、37位後退「自分らしいゴルフがなかなかできていない」

[ 2020年11月22日 05:30 ]

第2ラウンド、18番でパットを放つ畑岡奈紗(共同)
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 米女子ゴルフのペリカン女子選手権は20日、フロリダ州のペリカンGC(6353ヤード、パー70)で第2ラウンドが行われ、35位から出た畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は1バーディー、2ボギーの71と伸ばせず、通算2オーバーで37位に後退した。首位とは10打差。75だった上原彩子(36=モスバーガー)は通算8オーバーの83位で予選落ち。10月の全米女子プロ選手権を制したキムセヨン(27=韓国)が65をマークし通算8アンダーで首位に立った。

 連日1オーバーの71。6週ぶりの米ツアー出場で、もどかしい展開が続く畑岡は「自分らしいゴルフがなかなかできていない」と表情を曇らせた。インから出ると16番でボギーが先行。後半の3番パー3で初めてスコアを伸ばすも、この日のバーディーはこの1つだけ。7番で再びボギーを叩いて「前半に1つでも決めていれば後半の流れも違ったと思う」と振り返った。

 海に近いコースで不規則な風に苦戦。「思ったより自分の距離が飛んでなかったりするので、そこをうまく合わせていけたら」とショットの精度を修正点に挙げる。首位との差は10打と開いたが、今年最後のメジャーとなる12月の全米女子オープンに向けても貴重な決勝ラウンドとなる。「あと2日間で伸ばせるように頑張りたい」と切り替えに努めた。

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2020年11月22日のニュース