伊藤美誠「初日の出フライト」搭乗、太陽見て闘志 “金色”振り袖で「もっともっと頑張る」

[ 2020年1月1日 10:12 ]

東京五輪の金メダルもイメージした金色の振り袖姿の伊藤美誠(撮影・中出健太郎)
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 東京五輪代表を確実にしている卓球女子日本代表の伊藤美誠(19=スターツ)が1日、元旦恒例のANA「初日の出フライト」に搭乗し、闘志をかき立てられたことを明かした。振り袖姿で羽田空港を出発し、長野県駒ケ根市付近上空で初日の出を鑑賞。小学校時代に家族と海へ見に出かけて以来という初日の出は「空の上から見るのは初めて。とてもきれいでした」と語り、「燃えそうな色というか、赤とオレンジが混ざったというか、戦いそうな、強そうな太陽の色をしていました。私自身これからもっともっと頑張らないといけない、と思えた瞬間でした」と振り返った。

 振り袖はスタイリストに黄色をリクエスト。結果的に金色に近い黄色となり、「いろんな意味を込めて(笑い)。実際、2020年は大事な年ですし、1発目は金色から入ろうかなと思って。出足をしっかりしてみました」と金メダルを意識したことを明かした。2020年の抱負を問われ、「負けない選手、勝てるような選手になりたいとずっと言ってますし、最終的には“無敗の女”で終えたいと思っているので。一日一日が凄く大事になってきますし、目の前の試合が大事になってくる。目の前の試合は全日本選手権(13日から大阪)ですし、まずはそこの1試合1試合を勝つという目標を持って、さらに実力を上げたい」と口にした。勝負の年については「凄いワクワクです。凄い楽しみですし、(最後は)どうなってるんだろうって思っているので」と表現。「ま、無敗の女になってるだろうなと思います」と自信をのぞかせた。

 10月に20歳になるのを楽しみにしているという。「旅行を友だちと行ったことがないので、お泊まりで旅行に行きたいです。温泉が大好きなので、温泉旅行に一番行きたい」と熱望。「日本には凄くいいところがたくさんあると分かっているんですけど、遠いところになかなか行ったことがなくて、凄く行きたいと思っています。私自身、古着が凄く好きで、カリフォルニアとかロサンゼルスに行くのが目標というか、将来の夢でもあるので、そういうところにも行ってみたい」と明かした。

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