秋田中央 お米パワーで19点差を大逆転勝利 1日2キロノルマで増量

[ 2019年12月29日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー第2日・1回戦   秋田中央26―24高知中央 ( 2019年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<高知中央・秋田中央>後半、同点のトライを決める秋田中央・HB柴田祥太郎(撮影・後藤 正志)
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 秋田中央が19点差をひっくり返した。大逆転勝ちに古谷和義監督(50)は「(後半)思い切って攻めた結果。バックスがいい走りをした」と称えた。

 キックを多用した前半で4トライを許し、ハーフタイムに戦術を変更。ボールをキープして後半4分までに2トライを挙げると、同15分にSH柴田が同点トライ(ゴールで勝ち越し)を決めた。

 米どころの利点を最大限に生かしている。5年前からNo・8菅原の実家の米農家が、「ミルキープリンセス」や「あきたこまち」を部員家庭に割安価格で提供。部員は1日2キロをノルマに食べる。SO高桑は、入学時から20キロ、この1年だけでも7キロの増量に成功した。同じ釜ならぬ、同じ田の飯を食う仲間とともに、次は光泉(滋賀)を食らう。

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2019年12月29日のニュース