桐生祥秀、走ることの楽しさ伝えたい…小学生240人に陸上教室

大阪市内で陸上教室を開いた陸上短距離の桐生祥秀
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　陸上短距離の桐生祥秀（23＝日本生命）が4日、大阪市内で小学生向けの陸上教室を開いた。1年から6年までの240人に、「速く走れるコツ」をレッスンした。

　メニューを一緒にし、空いた時間を見つけては積極的に子どもたちに話しかけた。

　「サッカー、バスケットボール、陸上といったいろいろなスポーツをしている子が来てくれていたと思う。のちに大きくなって、桐生選手の陸上教室に参加したという思い出に残ってくれれば」

　こういった陸上教室は、小学生向けが中心だという。「どのスポーツもやっていない子を教えたい」。走ることは楽しい。スポーツは楽しい。そんな気持ちを伝えたいと考えている。日本人初の9秒台をマークした日本陸上界の顔は、今後も子どもたちのために一肌脱いでいく。