渋野日向子、日本人2人目のメジャー制覇!樋口久子以来42年ぶり 海外ツアー初挑戦で初優勝の快挙

[ 2019年8月5日 02:48 ]

米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン最終日 ( 2019年8月4日    ミルトンキーンズ ウォバーンGC=6756ヤード、パー72 )

全英女子オープンを制し、トロフィーを手に笑顔の渋野(AP)
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 海外メジャー最終戦のAIG全英女子オープン最終ラウンドが4日に行われ、単独首位から出た渋野日向子(20=RSK山陽放送)が7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算18アンダーでメジャー初優勝。77年全米女子プロを制した樋口久子以来42年ぶりとなる、日本人史上2人目のメジャー制覇を達成した。

 最終ラウンドは3番でダブルボギーを叩くも、5、7番でバーディーを奪って挽回。後半に入っても10番で距離のあるバーディーパットを沈めるなど、攻めのゴルフをを展開した。一時は3位タイまで後退したが、12、13、15番でバーディーを奪って再浮上。首位タイで迎えた最終18番で会心のバーディーを決め、し烈な優勝争いを制した。

 渋野は第1ラウンドで7バーディー、1ボギーの66をマークし、首位と1打差の2位発進。第2ラウンドも4バーディー、1ボギーの69と伸ばして2位をキープした。第3ラウンドで7バーディー、2ボギーの67で回り単独首位浮上。初出場初優勝に王手をかけていた。

 昨年7月にプロテストに合格したばかりの20歳。初の海外挑戦で快挙を成し遂げた。

 ◆渋野 日向子(しぶの・ひなこ)1998年(平10)11月15日生まれ、岡山市出身の20歳。作陽高卒。8歳からゴルフを始める。2度目挑戦の昨年のプロテストで合格。今年5月のメジャー大会、ワールドレディース・サロンパス・カップでツアー初優勝。7月に2勝目を挙げた。世界ランク46位、国内賞金ランク2位。1メートル65、62キロ。

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