瀬戸 400個メ記録づくしで頂点へ「良い感じ」

[ 2019年7月28日 05:30 ]

水泳世界選手権第16日 ( 2019年7月27日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・競泳7日目>練習を終え引き揚げる瀬戸(撮影・会津 智海)
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 今大会で金と銀2つのメダルを獲得している瀬戸大也(25=ANA)が最終日の28日に実施される400メートル個人メドレーで頂点を狙う。世界選手権で通算4個目の金メダルを獲得すれば、日本勢では史上最多となる。男子50メートル自由形で18年ぶりに決勝に進出した塩浦慎理(27=イトマン東進)は21秒81で8位。01年福岡大会3位の山野井智広以来のメダルは遠かった。

 本命種目400メートル個人メドレーを翌日に控え、瀬戸が本番プールで軽めの調整を行った。狙うは、萩野公介(ブリヂストン)が持つ4分6秒05の日本記録を破る4分5秒台の突入。自己ベスト4分7秒95から大幅更新が必要だが「ゾーンに入っているので、良い感じでいけそう」と自信を見せる。

 今大会は200メートルバタフライで銀、200メートル個人メドレーで金メダル。個人種目で1大会3個目のメダルを獲得すれば日本勢初の快挙となる。400メートル個人メドレーは13年バルセロナ、15年カザン大会で優勝し、17年ブダペスト大会は3位。同一種目で4大会連続表彰台も、日本勢では前例がない。

 1大会での複数金メダルとなれば03年バルセロナ大会の北島以来2人目、通算4個目の金メダルは北島を抜き最多となる。多くの記録を懸けた大一番。200メートル個人メドレーで快勝した宿敵ケイリシュ(米国)の調子が上がらないだけに「獲れる時に獲っておく」と言い切った。

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2019年7月28日のニュース