羽生結弦、復帰戦で合計300点超え!表彰台2位 チェンが323・42点で連覇

[ 2019年3月23日 21:25 ]

<世界フィギュア・男子フリー>演技を終え天を仰ぎながら微笑む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートの世界選手権は23日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で3位発進となった羽生結弦(24=ANA)が206・10点、合計300・97点の自己ベストをマークし銀メダル。2年ぶり3度目の優勝はならなかったが、復帰戦で表彰台に上がった。SP首位のネーサン・チェン(19=米国)が216・02点で合計323・42点とルール改正後の世界最高得点を更新し、連覇を達成。2人が300点を超えるハイレベルな戦いとなった。

 24選手中22番目に登場した羽生は、荘厳な曲「Origin」に乗って滑走。この日、午前中に本番リンクで入念に練習した冒頭の4回転ループに見事着氷。続く4回転サルコーはバランスを崩したがこらえた。後半も4回転トーループや、4回転トーループとトリプルアクセルの連続ジャンプをきっちり決め圧巻の演技を見せた。

 ビンセント・ゾウ(18=米国)がフリー186.99点、合計281・16点で3位に入った。SP6位の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)はジャンプミスが響き178・92点、トータル270・32点で4位。SP19位の田中刑事(24=倉敷芸術科学大大学院)は159・64点となり、合計238・40点で14位だった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年3月23日のニュース