ウォリアーズが3試合連続の逆転勝ちで5連勝 グリズリーズは惜敗

[ 2019年2月13日 16:16 ]

要所で3点シュートを決めたウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは12日に各地で5試合を行い、西地区全体で首位に立っているウォリアーズは地元オークランドでジャズを115―108(前半47―44)で退けて5連勝で41勝15敗。ここ17戦では16勝目を挙げ、試合がなかった2位ナゲッツとのゲーム差を「3」に広げた。

 ただし試合は苦戦。第4Qの3分9秒には84―91と7点を追う展開となった。しかしここから反撃。試合開始から3点シュートを5本連続で外していたステフィン・カリー(30)が要所で2本連続で成功させるなど、一気に流れを変えて試合をひっくり返した。

 ウォリアーズは8日のサンズ戦で17点差、10日のヒート戦では19点差の劣勢をはねのけたが、これで3試合連続の逆転勝ち。ケビン・デュラント(30)が28得点、カリーは24得点、クレイ・トンプソン(29)は22得点をマークし、チームを支える主力3人が奮闘して地元ファンを歓喜させた。

 西地区全体6位のジャズは32勝25敗。ドノバン・ミッチェル(22)が25得点、ルディー・ゴベア(26)が13得点と16リバウンドを記録したが、第4Qで24―34と失速して勝機を逃した。

 グリズリーズは地元メンフィスでスパーズに107―108(前半57―57)で敗れて23勝35敗。主戦ガードのマイク・コンリー(31)が体調不良で欠場しながらも健闘したが、最後は1点に泣いた。

 トレードによる移籍組が加入したために、「2―WAY契約」による帯同期間が残り7日となっている渡辺雄太(24)は未登録。この日はクリッパーズから移籍のガード、エイブリー・ブラドリー(28)が自己最多の33得点、ラプターズからやって来たセンターのヨナス・バランチューナス(26)が23得点と10リバウンドを稼ぐなど、移籍組が奮闘したがあと一歩及ばなかった。

 2点差を追って迎えた第4Qの残り1秒には新人フォワードのジャーレン・ジャクソンJR(19)が相手の反則でフリースロー2本を得たが、入れなければいけない1本目を外し、故意に外してリバウンドをフォローすべき2本目をボードに当てて成功させて試合は終了した。

 西地区全体7位のスパーズは33勝26敗。球宴にリザーブで選出されているフォワードのラマーカス・オルドリッジ(33)が22得点と11リバウンドをマークし、チーム最後の7点を1人で稼いでチームの連敗を4でくい止めた。

 レイカーズは敵地アトランタでホークスに113―117(前半69―65)で敗れて28勝29敗。昨年11月7日(5勝6敗)以来の“借金生活”に舞い戻った。

 レブロン・ジェームズ(34)は28得点、11リバウンド、16アシストで今季5回目のトリプルダブルを達成したが、左脚付け根の故障から戦列に復帰してからは1勝3敗。西地区全体8位のキングスには2・5ゲーム差をつけられており、プレーオフ進出に向けて暗雲が漂っている。

 ホークスは19勝38敗。ドラフト全体5番目に指名された新人ガードのトレイ・ヤング(20)が22得点と14アシストをマークし、チームの連敗は3で止まった。

 <その他の結果>

*マジック(26勝32敗)118―88ペリカンズ(25勝33敗)

セルティクス(36勝21敗)112―109*76ers(36勝21敗)

 *はホームチーム

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