萩野衝撃も「いいニュース届ける」、大橋「また一緒に」

[ 2019年2月13日 05:30 ]

競泳・池江璃花子 白血病公表、療養専念へ

グアムでの合宿から帰国し報道陣の質問に答える萩野(撮影・沢田 明徳)
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 池江の白血病公表に、競泳日本代表勢にも衝撃が広がった。グアム合宿から成田空港に帰国した萩野公介(24=ブリヂストン)は「凄くビックリした。僕たちができることは一生懸命練習して、試合でいい泳ぎをして、彼女にいいニュースを届けることが最大限のこと」と神妙に語った。女子の大橋悠依(23=イトマン東進)は代表合宿で同部屋になったこともある。「一緒にメダルを狙う仲間だったので、今は少しショックですけど、お互い、また一緒のチームになって一緒に戦えるように頑張りたいと思える仲間です」と言葉をつないだ。男子の小関也朱篤(26=ミキハウス)は「とっさに言葉が出ない」とぼうぜんとした。

 日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(55)は「最初聞いたときは絶句です。1、2度、隣で練習をしているときにちょっと疲れた様子はあった。でもまさかこんな事態だとは考えていなかった。東京五輪でも活躍してくれる選手だと信じています」と語った。

 マネジメント会社が池江と同じで、ともにリオデジャネイロ五輪メダリストの男子の瀬戸大也(24=ANA)と坂井聖人(23=セイコー)は関係者によると「ショックが大きく、コメントできる状況にない」という。

 ≪リオ女王ショーストロムは励まし≫池江が得意とする100メートルバタフライのリオ五輪女王で、ライバルのサラ・ショーストロム(スウェーデン)は、自身のインスタグラムに、池江と泳いでいる写真を添え、「ニュースを読んで、目から涙があふれそう。全てのパワーと愛を送りたい」と投稿した。2人は昨秋、トルコで合同合宿も行った。

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