女子団体追い抜き、余裕の世界一 高木美「100%には遠い」と反省忘れず

[ 2019年2月10日 05:30 ]

スピードスケート 世界距離別選手権 ( 2019年2月8日    ドイツ・インツェル )

表彰台で喜ぶ日本の(左から)高木美、佐藤、高木菜(AP)
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 世界一を決めるレースで、オランダに危なげなく勝っても、日本の女子団体追い抜きのメンバーに浮かれる様子は全くなかった。高木美は「100%には遠い。うまくリズムをつくれなかった」と序盤の加速の課題を口にした。

 中盤はオランダの通過タイムに後れを取ったが、乱れることのない足並み、洗練された先頭交代でレースを運ぶと、昨年の平昌五輪と同じように、終盤に逆転した。今や、負け知らずの常勝チーム。それでも「他国のレベルも上がっている」と高木菜。佐藤も「何度滑っても毎回課題が見えてくる。まだ伸びしろはある」と頼もしかった。

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