17歳・戸塚、2位に「悔しいだけ」 日本勢2人目となる世界王者の夢散る

[ 2019年2月10日 05:30 ]

スノーボード 世界選手権 ( 2019年2月8日    米ユタ州パークシティー )

スノーボードの世界選手権ハーフパイプ男子で2位になった戸塚
Photo By 共同

 8日にハーフパイプ(HP)の決勝が行われ、男子は平昌五輪代表で17歳の戸塚優斗(ヨネックス)が92.25点で2位に入った。日本勢が表彰台に立ったのは3大会ぶり。平昌五輪銅メダルのスコット・ジェームズ(オーストラリア)が97.50点で3連覇した。21歳の穴井一光(玉越ク)は75.75点の6位。五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(木下グループ)は出場していない。女子は平昌五輪代表の今井胡桃(プリオコーポレーション)が74.50点の7位。平昌五輪金メダルのクロエ・キム(米国)が93.50点で制した。

 日本勢で史上2人目となる世界王者の望みは散った。男子の戸塚は初出場での2位にも「本当に悔しい。悔しいだけ」と笑顔はなかった。ジェームズの97.50点を上回れば金メダルだった最終滑走。最後の技となる「バックサイド1260」の着地が合わず、天を仰いだ。「あとちょっと、と思うけど、そこから届かない。ちょっと遠いですかね」と力の差を痛感させられた。

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2019年2月10日のニュース