「激励」決議の稀勢、冬巡業は当面休場 九州全休鶴竜も

[ 2018年11月29日 05:30 ]

稀勢の里(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 九州場所を右膝痛で途中休場した横綱・稀勢の里が12月2日からの冬巡業を当面は休場する。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)が「様子を見て、前半はちょっと(無理だ)」と話した。12月20〜22日は関東での巡業で「(合流は)それくらいになるかも。まだはっきりとは分からない」と説明した。

 稀勢の里は26日の横綱審議委員会で「激励」の決議を受けた。進退が懸かる来年初場所の出場について、田子ノ浦親方は「中途半端に出ても。やれることをやってから」と慎重な姿勢を崩さなかった。九州場所を右足首痛で全休した横綱・鶴竜も巡業初日から休場する。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)が明らかにした。

続きを表示

2018年11月29日のニュース