相撲協会、18年ぶりベースアップ 横綱は月給300万円に 芝田山広報部長「時代の背景もある」

[ 2018年11月29日 16:31 ]

大相撲九州場所12日目、玉鷲を下して懸賞金を受け取る貴景勝
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は29日、都内で理事会を開き、関取の給与を18年ぶりに改定。19年度(19年初場所)から6〜7%のベースアップ(ベア)となる。月給で、横綱が282万円から300万円(6・4%)、大関が234万7000円から250万円(6・5%)、三役が169万3000円から180万円(6・3%)、幕内が130万9000円から140万円(7・0%)、十両が103万6000円から110万円(6・2%)に上がった。

 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「たくさんの方の支えもあって協会運営がしっかりなされた。給料のベースアップに関しては時代の背景もある」と説明し、「力士の待遇改善、土俵の充実を図るのが協会としての願い」と続けた。

 養成員場所手当は一律10%アップ。幕下が15万円から16万5000円、三段目が10万円から11万円、序二段が8万円から8万8000円、序ノ口が7万円から7万7000円になった。

続きを表示

2018年11月29日のニュース